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Channel: 八重山毎日新聞社
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各地で「冬の嵐」 与那国で20.7㍍12月観測史上最大

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強風の影響で海上は大荒れ。波しぶきが一時陸まで届くところも=4日午後、石垣市内

 八重山地方は4日、東シナ海で発生した前線の通過と大陸高気圧の張り出しに伴い、気圧の傾きが大きくなり、各地で北よりの強い風が吹いた。与那国島では同日午前5時49分に12月観測史上最大の20・7㍍を記録、10年ぶりに更新した。石垣市登野城では午前6時19分に15㍍、波照間島で午前6時18分に14・5㍍の強風を観測した。

 石垣島地方気象台は午前7時45分に八重山地方に強風と波浪注意報を発令。強風の影響で沿岸の海域は大しけとなり、石垣島と上原や鳩間、波照間を結ぶ航路が欠航した。

 また、同日午前9時に石垣港へ入港を予定していた大型クルーズ船「飛鳥Ⅱ」は一時入港を見合わせ、予定より7時間遅れて午後4時ごろ接岸した。予定されていた市主催の歓迎セレモニーと市民を対象の船内見学会は中止となった。3市町で強風による家屋や人的被害は報告されていない。

 気象台によると、海上のしけの状態は5日明け方まで続く見込みで、海上や海岸付近では強風や高波に注意を呼びかけている。


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