全国で真冬並みの寒さとなった2日、八重山地方も大陸から寒気が流れ込み、西表島大原で同日午前6時54分に15.1度を観測するなど各地でこの冬一番の冷え込みとなった。
このほか、石垣市盛山(南ぬ島石垣空港)では15.2度、登野城15.6度、伊原間と西表で15.7度、波照間16度、与那国で17.2度を記録、各地で平年を3.6度から1.9度下回った。
石垣市では日中の気温も19度までしか上がらず、厚手のジャンパーやコートを着け、寒さから身を守る人々の姿が目立った。
大川に住む女性(73)は「2、3日前は暑かったが、急に冷え込んだ。寒さがやっと石垣島にもやって来たって感じです」と話した。
石垣島地方気象台によると、この寒さは6日まで続き、その後は平年並みかやや高くなるとの予想。