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久部良で金刀比羅祭 航海安全と豊漁を祈願

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金刀比羅祭で相撲を奉納する子どもたち=1日、与那国島久部良のナーマ浜

 【与那国】町漁協(嵩西茂則組合長)は1日午前、久部良漁港内ナーマ浜の金刀比羅祭神前で「金刀比羅(ことひら)祭」を行った。漁業者もこの日は漁を休んで玉串しやお神酒を奉納。地元の久部良小学校児童や久部良中学校生徒、地域の人たちも航海安全と豊漁を祈願した。

 久部良の金刀比羅祭は1935(昭和10年)ごろ、与那国島でかつおぶし製造を行っていた宮崎出身の発田貞彦氏(故人)が香川の金刀比羅宮の祭神を持ち込み信仰祈願したのが始まり。発田氏が本土に引き上げた後は、町漁協が78(同53年)から旧暦10月10日に祭事を行っている。

 式典では嵩西組合長が金刀比羅祭の由来などを説明したあと、外間守吉町長と糸数健一町議会議長があいさつした。年間漁獲高の表彰も行った。

 会場はこの日、強い海風が吹いていたが、砂浜では子どもたちが元気よく相撲を奉納した。

 神事のあとは公民館で祝賀会を行った。

 年間漁獲高の表彰は次の通り。

 ①上原正且②尾野文健③川田一正


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