【東京】八重山のミュージシャンらによる「第12回八重山大ぶがりのぅしライブ」が11月22、23日の両日に港区赤坂のライブハウスで2日間にわたり開催された。会場には八重山好きな人たちや音楽ファンなど大勢が足を運び、にぎやかなイベントを楽しんだ。
ライブは、地元の若手に東京のステージを経験させようと、全国各地でライブ活動している小浜島在住のミュージシャン、つちだきくおさんが主催している。自身の1年間の活動の締めくくりでもあり、つちださんを慕う多くのミュージシャンらが上京してきた。
ステージ上では、ミュージシャン有志らによる「鷲の鳥節」で座開き。東京在住で都内を中心にライブ活動している八重山出身の古見健二さん、加治工敦さんらも歌声を披露し、SHINさん、RockeTz、BLACK RAIN、高校生バンドのisotopeなども出演。民謡や歌謡曲、ロックなど多彩なジャンルで演奏が繰り広げられた。
来場者は出演者らと交流しながらにぎやかな時間を過ごし、つちださんは「楽しかった。早すぎる。来年も強化合宿と石垣では牛小屋で猛練習して臨みたい」と笑いを誘いながら「若者も育っているので続けていきたいと思う。いろんなことがあるけど、また来年もここで会いましょう」と再会を誓い、最後は会場全体での万歳三唱で締めくくった。(黒島安央通信員)