【那覇】歌手の嶺陽子さんと米蔵一正さんの「夢ありがとうジョイントコンサート」(主催・大平興産&大平プロモーション)が24日夜、那覇市のパレット市民劇場で行われ、観衆は2人が織り成す多彩な歌謡曲に酔いしれた。
嶺さんは石垣市白保、米蔵さんは与那国島の出身。コンサートは、同プロモーションを経営する郷友の平地正俊さんと大山髙行さんが「歌謡界で活躍する2人の歌を広めたい」との思いから初めて企画した。
嶺さんは、石垣市政50周年ふるさとメッセージソングの「ニィファイユー(ありがとう)」をはじめ、2013年5月にリリースした新曲「あした あした またあした」など11曲を披露。伸びやかな歌声と軽快なトークで観客を魅了した。
米蔵さんは、12年に60歳で全国プロデビュー。与那国島の海を思い歌った「久部良大漁音頭」が全国の港町でヒットするなど注目を集めている。コンサートでは同楽曲のほかにも「舞の道」など10曲を熱唱。会場から盛大な拍手を受けていた。