15日に沖縄市民会館大ホールで開かれた第38回県高校総合文化祭第25回県高校郷土芸能大会(県高等学校文化連盟主催)で、3高校の郷土芸能部が優秀賞に輝き、八重山農林高校郷土芸能部(鈴木瑛莉部長、部員18人)は来年8月に滋賀県で開かれる全国大会への出場権を獲得した。
大会には13校が出場。八重高は「今日が日ば、黄金日ば~黒島保里部落の芸能より~」、八商工は「果報ぬ世ば給ぅられ~八重山の種子取祭の芸能より~」、八重農は「稲粟の稔り~いに あわぬ なうり~」のテーマで演舞を披露した。
八重農の鈴木部長は「練習してきたことを十二分に発揮し、一人一人の個性を舞台で披露できた。後輩にはこれまで以上の個性を全国の人に届けてほしい」と述べた。
八重高の名嘉夏海部長は「3年生にとっては最後の大きな大会。楽しみながら良い感じで締めくくることができた。後輩には来年全国を狙ってほしい」、八商工の砂川らな部長は「2年連続の全国を狙っていたが届かず、残念な気持ちは残った。来年の県大会で後輩が結果を残せるよう卒業までの間、教えられる所は教えていきたい」とそれぞれ語った。