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Channel: 八重山毎日新聞社
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「久しぶりの勝利」に歓喜 翁長地区選対

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当選確実の報道に喜びを爆発させる翁長陣営の支持者たち=16日午後8時すぎ、選対事務所

 「やったー」「まさか!」。16日午後8時の投票終了直後、石垣市内の3陣営の選対事務所も明暗が分かれた。当選確実の報道に、翁長陣営は爆発したかのように歓声がわき起こり、あまりにも早い当確に「ピンとこない」との声も。「歴史の一ページが開かれた」。勝利宣言をする翁長氏がテレビに映し出されると、割れんばかりの拍手でともに当選を実感した。一方、仲井真陣営は「まだ開けてもいないのに」「ありえない」とあっけにとられ、がっくりとうなだれた。

 具志堅用高記念館西の翁長陣営の事務所に午後8時までに集まった幹部や支持者はわずか十数人。テレビの前に陣取り、報道番組の開票開始直後に当確が出ると、会場は一気に歓喜に包まれ、女性たちは抱き合って喜びを分かち合った。

 その後、続々と支持者が集まり、開票作業を見守ることなく祝勝会に。「久しぶりの勝利。当選の喜びを忘れていた。本当にうれしい」「いい正月が迎えられる」と勝利の美酒に酔いしれた。

 うまんちゅの会石垣支部選対本部長の高嶺善伸県議は「県民の良識の勝利。翁長さんはぶれずにオール沖縄、イデオロギーよりアイデンティティーを主張して県民に評価された。辺野古移設撤回、新基地は造らせないという民意が証明された。離島の時代がやってくる」と勝利宣言。「次期衆院選挙も知事選と連動して公約違反の国会議員に勝利し、沖縄の心を政府に届けたい」と力を込めた。

 一方、開票結果が確定し、八重山地区で勝利できなかったことについて「浸透できず責任を感じている。ただ、オール沖縄の知事が誕生したことで、市長選を含め次回の選挙から政党間の協力関係などが変化する可能性がある」と話した。


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