八重山地区商工会広域連携協議会(会長・我喜屋隆石垣市商工会長)は16日、南ぬ島石垣空港で2014年度第1回のチャレンジショップを開催、石垣市内の2事業所が新商品を出した。
流通にのっていない商品のテストマーケティングの場にしようと昨年から実施しているもので、本年度は3市町商工会がそれぞれ2回を予定している。
初回は市商工会から合資会社朔(さく)(半澤洋和代表)がパインココナツケーキ、スマイルサンド(戸塚勝敏代表)がパッションフルーツを使ったドレッシングとローゼルの一口ゼリーを出品した。
到着ロビー正面に設けられたブースで空港利用者に試食してもらい、アンケートに回答してもらった。両事業所は試食者から寄せられた意見をもとに商品に磨きをかける。観光客からは「おいしい。どこで売っているの」と問い合わせも。
半澤代表の妻・友花さんは「去年からつくり始め、完成のところまできているが、どんな風に販売するか考えているところ。たくさんの客に試食してもらい、意見を聞きたい」、戸塚さんの妻・泰子さんは「まったく関係のない人たちから率直な意見を聞ける場になる。ドレッシングは競争が激しいが、まったく新しいものにチャレンジしたい」と話した。