【竹富】国指定重要無形民俗文化財の種子取祭は9日夜、トゥルッキの願いから祭りの日程に入り、竹富公民館の大山榮一館長らが玻座間狂言部と西集落舞踊部、東集落舞踊部、仲筋狂言部、仲筋舞踊部を回り、神前で祭りの役割を誓約し、祈願を行った。
舞踊狂言は中、高校生などはすでに夏休み頃から練習に入っているがトゥルッキを済ませたことから、良い神供物を奉納するために夜も昼もいよいよ熱を帯びて練習に励んでいる。
島内では今後、12日に住民総出で会場清掃。13日には種子まきを行って、神司と公民館執行部は各御嶽を参拝する。
15日は早朝からミルク起こしが始まり、神事、芸能奉納、夜を徹してのユークイと続く。16日も神事と芸能奉納がある。(竹富通信員)