八重山商工高校の商業・情報技術科生徒７人による「美島商娘」（宮良優花部長）は10日、新商品「天使のシトラスジンジャーシロップ」を発表した。新商品は「シトラス（かんきつ類）とジンジャーが南の島で恋をした」をコンセプトに無農薬レモンやサトウキビの搾り汁などの石垣島の素材とユーグレナなどが入ったシロップで、14～16日にセルラースタジアム那覇で開かれる離島フェア２０１４でデビューする。
新商品は「ゆきさんの黒糖ジンジャーシロップ」を製造販売しているハワイアングロット大川の加藤雪子さんと石垣市中央商店街振興組合が協力して作ったもの。「美島商娘」の商品は６品目。
10日午後、ユーグレナモールのゆんたく家で会見した宮良部長は「自分たちの代では開発の段階から作った初めての商品。かわいく出来上がっているので、たくさん売れてほしい」とＰＲ。
プロジェクトリーダーの上里莉帆さん（２年）も「美島商娘が天使（仲介役）として爽やかで甘酸っぱいシトラスと万能ハーブのジンジャー（ショウガ）を結びつけた。お友達として豊富な栄養素を含むユーグレナも加え、最強のジンジャーシロップになった」と新商品のストーリーを紹介した。
生徒たちの意見をもとに新商品を製造した加藤さんも「キャンディのような優しい甘さと爽やかなシトラスの酸味でおいしく仕上がっている。これからの季節はお湯で割ってもおいしいと思う」と出来栄えを評価した。
新商品は１２０㍉㍑入り、税込み価格１０８０円。離島フェア出品後、石垣市特産品販売センターとハワイアングロットで販売する。