「君の創造力は無限大 未来に咲かそう夢の花」。第38回県高校総合文化祭(県高校文化連盟主催)で、大会標語の最優秀賞に八重山農林高校の下地郁恵さん(食品製造科3年)の作品が選ばれた。
沖縄市民会館で7日開催された総合開会式に出席した下地さんは10日、校長室で報告。「自分のイメージが夢の第一歩になればいいなと思ってこの標語にした。自信がなかったので、最優秀賞には驚いた」と話した。
標語の部には6校51人から88点の応募があった。八重農からはポスターの部でも玉城哲也君(アグリフード科2年)が優秀賞に選ばれた。
渡久山修校長は「日常的に生物を扱っているので感性が蓄積されており、それが表現されたのだと思う。短い言葉に可能性の大きさを秘めており、後輩へのいいメッセージにもなる」とたたえた。