50周年記念石垣島まつり2014(同実行委員会主催)が1日、7年ぶりに新栄公園を会場に開幕。絶好の祭り日和に恵まれ、大勢の人出でにぎわった。今年はパレードと祭り会場の一体化を図り、周辺商店街や地域活性化につなげるため、真栄里公園から新栄公園に戻した。多数の出店や展示即売コーナーが設けられ、ステージではライブやのど自慢など多彩な催しが2日間にわたり、繰り広げられる。
1日は正午から会場の新栄公園で友好・親善都市などの来賓も参加してオープニングセレモニーが開かれ、登野城獅子保存会が勇壮な獅子舞で会場を清めた。実行委員長の中山義隆市長が「今年の祭りは記念の第50回目。八重山村が分村して100年、石垣市と大浜町の合併から50年という節目の年でもある。再び新栄公園で祭りが行われることにより、市街地や近隣地域の活性化が高まることを期待している」とあいさつ。
上坂町の七條明町長と岡崎市の中安正晃副市長が祝辞を述べ、石垣市商工会の我喜屋隆会長の開会宣言で幕を開けた。
メーン会場と周辺には、多くの出店が並び、玩具・ゲームコーナーには子どもたちの人だかりができた。市民会館展示ホールでは盆栽展、市民会館前は歩行者天国として開放され、オープンカフェも出てにぎわった。
ステージでは、午後2時からの「ICTちびっこ・ファミリーのどじまん大会」で16組が出場。夕方からのスペシャルライブではDeLSoLe、来間高子、RYOEI、成底ゆう子、ミヤギマモルのライブで盛り上がり、郷土芸能の夕べで最高潮に達した。
2日は午前11時から午後3時まで市役所通りで、市民大パレード。新栄公園では、午後1時半からステージパフォーマンス、午後4時10分からリカ・トゥモール、与那覇歩、宜保和也のライブ、午後6時半から50周年記念セレモニー、午後7時から大工哲弘、BAGADABANDのライブ。打ち上げ花火は午後8時40分から予定されている。