石垣市は1日夜、第50回石垣島まつりで来島した北海道稚内市、岩手県北上市、愛知県岡崎市、犬山市の関係者らを市内のホテルに招き、「ゆかりのまち・親善・友好都市交流会」を開いた。石垣市と関係する4市からは首長、議長ら約45人が来場。石垣島まつりを通して5市が親交を深めた。
中山義隆市長は「親善友好都市が一緒に集まることで、それぞれの結びつきができる。これが新しい交流につながればと思う」と合同の交流会に期待を寄せた。
続いて、4市の代表もあいさつ。このうち北上市の高橋敏彦市長は「岩手は20年前、農業で石垣市に助けてもらった。これが交流につながり、友好都市締結に結びついた。これからも熱い交流をお願いしたい」と述べた。
新海正春岡崎市議会議長は「1年ぶりに南ぬ島に来たが、新空港は素晴らしいと改めて感じた。開港効果で観光客が増えたと聞いている」と経済の活性化を喜んだ。
舞台では、石垣第二中学校郷土芸能部が踊りを披露したほか、岡崎市からは岡崎武将隊が演舞を披露、交流会を盛り上げた。
4市の関係者はこの日、まつりのオープニングセレモニーに出席。2日の市民大パレードにも参加し、舞台での50周年記念セレモニーにも同席する。