10月の沖縄都市緑化月間にちなむ清掃と花の苗植えが19日午前、石垣市総合体育館であり、市民約50人が同館周辺にベゴニアやインパチェンスなどの苗60鉢を植えたほか、雑草取りを行って汗を流した。
木の枝を細かくし、それを木の根の部分に敷くことで乾燥を抑え、雑草が生えにくくする取り組みや、土づくりのデモンストレーションも今回初めて行われ、参加者が興味深そうに見入った。
アラマンダやミニサンダンカ、ブルーサルビアなどの苗約400鉢の無償配布も行われた。
大里雅恵さん(34)は夫の広幸さん(35)と長男の孝太ちゃん(2)と参加し、「緑化について考える機会になった。またこのようなイベントがあれば参加したい」と話した。
県造園建設業協会八重山支部の遠藤義夫支部長が「私たちの代だけでなく子や孫にどうやって島の美しい風景を残せるかを考えながら作業にあたってほしい」とあいさつした。