石垣島の観光資源の一つである星空の魅力を楽しむプラネタリウム「星の島に、願いをこめて」(市主催、国立天文台石垣島天文台共催)の上映が17日から石垣港離島ターミナル内で始まった。石垣市星空資源広報事業の一環。
プラネタリウムは今年春、東京のサンシャインシティ「満天」と東京スカイツリータウン「天空」で、3カ月にわたって上映され、好評となった「星の島で恋をする」をリニューアルしたもの。東京以外での上映は初めて。
映像制作に携わったコニカミノルタプラネタリウムと日本トランスオーシャン航空(JTA)の協力を得て、19日に市民会館大ホールで開催される「日本三選星名所・星空サミット」に併せて上映することになった。
プラネタリウムでは、直径6㍍の大型ドームスクリーンに八重山の星空をはじめ、美しいサンゴ礁の海や自然風景などの映像が映し出される。音楽は世界で活躍する沖縄の音楽集団HY(エイチワイ)が提供した。
家族4人で観光に訪れた柳田真樹子さん(39)=川崎市=は「川崎ではほとんど星を見ることができないので、たくさんの星が見られて感動した」と話した。
同上映は23日まで。入場無料。申し込みは会場で整理券を配布。午前10時20分から1日10回上映、1回の上映時間は25分で定員は25人。
問い合わせは石垣島天文台(88—0013)。