石垣字会(池城孝会長)は16日、6年ぶりの結願祭で使用する「弥勒面」に願いを込める神事を宮鳥御嶽で行った。歴代会長らが立ち会い、神司3人がこれまでの五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し、今後の世果報を祈願した。
同字会の結願祭は2008年10月、27年ぶりに復活。本来は12年後の20年が次の開催年だが、後継者を育てるため開催間隔を縮め、今月26日に行うことになった。
弥勒面は、木箱に入れて公民館に保管しており、この日は面と衣装を拝所に置いて祈願。神司の喜瀬悦子さんは「神様から良いお告げがあった。今日のお願いもすべて受け入れてくれた」と報告した。
池城会長は「6年ぶりの結願祭の開催を報告するとともに、この間の五穀豊穣に感謝し、来夏世の豊穣をお願いしたい。私たちも身を清めて結願祭を迎えたい」と話した。