9月11、12日に美里工業高校で開かれた第21回沖縄県高等学校ロボット競技大会(県工業教育研究会、県高等学校文化連盟主催)のアイデアロボットの部で、八重山商工高校マイコン部(稲本健、照屋将太、比嘉慎一郎、本若俊介、翁長和希、前田島亮)が準優勝、相撲ロボットの部ラジコン型で機械電気科電気コース3年の半田康起君と同機械コース3年の譜久村翼君が準優勝に輝いた。
マイコン部は11月8、9日に宮城県で開かれる全国大会、半田君と譜久村君は9日に福岡工業大学で開かれる九州大会に出場する。
アイデアロボットは幅、奥行き、高さそれぞれ60㌢以内、重さ18㌔以内のロボットを製作し、缶詰を運んだり、ペットボトルをゴールに入れることで点数を競う。相撲ロボットは幅20㌢、奥行き20㌢以内、高さ制限なし、重さ3㌔以内のロボットを使い、相撲をして時間内に土俵外に出した数で勝敗を決める。
マイコン部は今年4月からロボットの製作に取りかかり、9月上旬に完成。自分たちで設計図から考えなければならず、試行錯誤の日々だったという。リーダーの照屋君と本若君は「夏休みもほぼ毎日制作に明け暮れたので、動いた瞬間の感動は忘れられない。決勝に行けて本当にうれしかった。全国でも上位を目指したい」と抱負。半田君は「決勝は相手の操作がうまくて1勝もできず、悔しかった。九州では課題を克服し、操作の練習も積んで上位に入れるように頑張りたい」と意欲を語った。
マイコン部以外の結果は次の通り。
【相撲ロボットの部ラジコン型】
▽準優勝=半田康起、譜久村翼▽4位=譜久村翼、半田康起
【相撲ロボットの部自立型】
▽4位=比嘉慶幸、長嶺塁(以上電気コース3年)