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新会長に野底武信さん 東京与那国郷友会総会

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東京与那国郷友会総会祝賀会で、演じられた棒踊り=9月28日、板橋区の成増アクトホール

 【東京】東京与那国郷友会(田村寿男会長)は9月28日、板橋区の成増アクトホールで第64回総会を行い、任期満了に伴う役員改選で会長に野底武信さん、幹事長に星野仁志さんを選出した。続いて開いた祝賀会も島の芸能でにぎわった。

 新会長の野底さんは「64年間という歴史がある。この間には、いろんな思いで東京に来て、頑張った人たちの魂がこもっている。それを大事にしたい。与那国の新しい時代をつくっていくために、若い人たちに引き継いでいくことが私の立場だ」と抱負を述べた。

 会場には、八重山郷友連合会会長の宇根底政祐さんも出席。沖縄本島から在石垣与那国郷友会会長の玉城留七さん、在沖与那国郷友会から会長代理で南風原当伸さんが訪れ、祝意を示した。

 祝賀会は与那国の「みてぃ唄」で幕開け。呉屋絹子の会や紀翔の会(入澤紀会主)が舞踊を披露。田里千典さんと与那国カイダ文字研究者のマルク・ローザさんは、昔話「馬の由来」を与那国方言で演じ、観客を楽しませた。

 与那国島出身の唄者・本竹裕助さんは、息子の裕作さんミニライブも行い、「十九の春」などの楽曲で会場を盛り上げた。

 昨年発足した青年部の請舛好則部長は「2カ月前から練習しているが、まだ様にならない」と苦笑しながらも、在沖与那国青年会(上原裕二郎会長)と郷里の伝統芸能で共演した。

 「ラング棒」や「ティンバイ」など勇壮な棒踊りを演じると、会場からは大きな拍手と指笛を送られた。

 最後は参加者が一体となった「ドゥンタ」で締めくくった。(黒島安央通信員)


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