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「黒島まつり」にぎやかに 歌や踊り、多彩な舞台

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「黒島の笠踊り」など多彩な芸能が披露された、第52回関東黒島郷友会総会「黒島まつり」=21日、鶴見沖縄県人会館

 【神奈川】関東黒島郷友会(多良間光男会長)の第52回総会「黒島まつり」が21日、横浜市鶴見区の鶴見沖縄県人会館で開催され、任期満了に伴う役員改選は多良間会長の留任が決定したほか、新役員に栗原明子さんが芸能副部長に選ばれた。舞台は多彩な歌や踊りでにぎわった。

 多良間会長は「黒島郷友会も52回目の総会になった。最初の集まりが昭和38年で、翌年39年には東京五輪が開催された。実質的に関東黒島郷友会のスタートは五輪の年だと思う。6年後の東京五輪を節目にすべく頑張りたい」述べた。

 総会後のまつりは、毎年恒例の黒島の「正月ユンタ」を全員で合唱し、新良伸さんの「かぎやで風」で座開き。小浜廉勝さん、栗原さん親子は「つぃんだら節」を披露した。

 船道常夫、増田苗子さん、渡辺るり子さん、下川いく子さん、島仲実さんも舞台に立ち、「黒島の笠踊り」「黒島口説」「校歌ダンス」などの演目で会場を盛り上げた。

 また函館出身で黒島ファンの黒島宇吉郎さんは夫婦で駆けつけ、ジャガイモ5箱を贈呈。建築写真家の大野隆志さんが撮影した豊年祭の写真も展示され、知人や親族が写った写真は希望者にプレゼントされた。(黒島安央通信員)


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