石垣市が川平公園で進めている駐車場整備はこのほど、無料の一般駐車場(バス3台、乗用車27台、身障者用1台)がほぼ完成した。琉球石灰岩で石垣をつくるなど、景観に配慮して南国らしさを演出している。
都市建設課によると、市は2013年度から2カ年かけ、約4400平方㍍を駐車場化する計画で工事を進めており、計94台(バス9台、乗用車81台、身障者用4台)の駐車スペースを確保する予定だ。
これまでに県水産海洋技術センター石垣支所近くに一般駐車場をほぼ完成させ、12月ごろには隣接地に有料駐車場(バス6台、乗用車54台、身障者用3台)の工事を発注する。完成は来年4月以降になる見通し。
現在、駐車場やトイレが完備されている一帯約1400平方㍍は駐車場としない方針。総合案内所を兼ねたチケット販売業者や土産店などを集約する施設をつくり、トイレも新設する。来年度以降、具体化する予定だ。
公園入り口には現在、業者が入居する建物が並ぶ。景観上好ましくないと指摘されていることから、現駐車場側の施設に移転してもらい、施設に案内機能を持たせることで観光客の利便性の向上を図る。