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格調高く八重山民謡を披露 那覇八重山古典民謡保存会

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観客を魅了した那覇八重山古典民謡保存会の創立35周年記念「先師顕彰公演」=21日夜、那覇市民会館大ホール

 【那覇】那覇八重山古典民謡保存会(仲大底博也会長)の創立35周年記念「先師顕彰公演」が、21日午後6時から那覇市民会館大ホールで開かれ、総勢330人余の出演者が格調高い八重山古典民謡の世界を披露した。

 公演は八重山古典民謡の保存継承に多大な功績を残した故・大濵安伴、大濵みね、糸洌長良、森田孫榮、並里吉昭、通事安京氏ら先師6人を偲び、感謝と顕彰を込めて開催。同会が創立35周年の節目を迎え、今年5月に従来の同保存会那覇支部から、現在の名称に変更したスタートを記念する公演となった。

 記念公演には八重山をはじめ東京、東海などからも会員が多数参加。2部構成の舞台の第1部は、会員ら総勢230人余による「赤馬節」「鷲ぬ鳥節」「鶴亀節」の斉唱で幕開け。舞台上の壮大な演奏に観客から盛大な拍手が送られた。

 第2部では、1988年の「大濵安伴、みね顕彰公演」を記念して創作された「大本山祟び」を斉唱。先師6人の写真が舞台を飾る中、厳かな旋律と歌声が館内に響き渡り、観客の感動を誘った。

 舞台では舞踊「蔵ぬぱな節」「高那節」、「デンサー節」や八重山を代表する叙情歌「とぅばらーま」の独唱も披露され、観客が熱い視線を送った。

 また、八重山古典民謡筝曲保存会や八重山出身者が主宰する各舞踊研究所のメンバー、笛や太鼓などの団体が賛助出演し、創立35周年の記念公演に花を添えた。


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