【那覇】第47回婦人の主張中央大会(県婦人連合会など主催)が19日午後、琉球新報ホールで開かれ、八重山地区代表の友利里枝さん(新川)が県教育長賞、曽根田容子さん(西表祖納)が努力賞となった。
大会は、社会に山積する課題の解決に向けて意見を発表することで、女性の地位向上や男女共同参画を実現する目的。県内各地区の代表12人がそれぞれの主張を発表した。
石垣市婦人連合会の友利さんは「『もったいない』をいま一度」と題して、まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らすために主婦の力を発揮しようと訴えた。
友利さんは「とても緊張した。新川婦人会や皆さんの応援で受賞できた。うれしい。感謝したい」と述べた。
竹富町婦人連合会の曽根田さんは、大切な家族や地域の命を守る避難訓練と防災意識の重要性について「地域をあげての避難訓練に守られて」の演題で発表した。
曽根田さんは「沖縄の婦人の皆さんの前で発表できて良かった。各地域の婦人パワーがみられ元気をもらった」と述べた。