【台北】石垣市出身の歌手、夏川りみさんの「デビュー15周年コンサート」(萬世國際主催)が13日夜、台北市の台北国際会議センターで開かれ、ほぼ満席となる約3000人の観衆で盛り上がった。会場では、八重山広域市町村圏事務組合が来場者に八重山観光のパンフレットやグッズを配布し、八重山の魅力をアピールした。
台湾で6回目となる今回のコンサートは、夏川さんが台湾の大ヒットドラマの主題歌「手掌心」を歌うと会場が大合唱に包まれた。
夏川さんは、時折、流ちょうな中国語のトークで観客を湧かせながら「15年間、応援ありがとう。大好きな台北でコンサートが出来てとてもうれしい」とファンに感謝した。
コンサートを訪れた丁秋月さんは「コンサートを見るのは2回目。いち早く5月にチケットを購入し楽しみにしていた。りみさんの澄み渡る声が本当に素晴らしかった」と感想を述べた。
同組合の活動はコンサートに合わせて行われた。一行は14日のコンサートでもPR活動を行い、15~17日にかけ、姉妹都市の蘇澳鎮や花蓮市で交流事業を予定している。