本年度の救急医療週間(6―12日)と9日の「救急の日」の出発式が6日、マックスバリュやいま店駐車場内の特設会場で開かれ、一日救急隊長として辞令交付を受けたダンスボーカルユニット「AED48isg」がステージパフォーマンスでAEDの必要性を呼び掛けた。
AED48は出発式に先立ち、市内の大型スーパーなどで心肺蘇生法のチラシと同ステーション設置場所のマップを買い物客らに配布。
総合リーダーの上里ほのかさん(八重高3年)は「昨年は4人、今年は6日までに3人が心肺停止から社会復帰している。市民救急ステーション設置事業所を市民や観光客にもっと発信したい」と述べた。
同週間は▽救急法とAEDの普及促進▽市民救急ステーション設置場所の周知▽救急医療、搬送システムの適性利用の普及―が重点目標。
市内の同ステーションは昨年9月9日時点で84カ所で、ことし9月6日までに139カ所に増えた。市内の事業所などに設置されているAEDは194基あり、市消防では同ステーションへの登録率100%を目指している。
出発式では市消防職員が同ステーションの重要性を紹介する寸劇も行われた。