島外の八重山出身者や八重山ファンの人材ネットワークづくりを計画している八重山広域市町村圏事務組合(理事長・中山義隆石垣市長)は5日、県内外の郷友会連合会の代表らを加えた「やいまぴとぅ人材ネットワーク構築基本構想審議会」(三木健会長、委員12人)を設置した。来年3月までに基本構想をまとめる。
第1回審議会が同日、市教育委員会会議室で開かれ、インターネット上のネットワークが必要だとの声が相次いだ。
在沖八重山郷友会連合会の入川博明会長は「郷友会がすたれており、2世3世は、私の出身地は那覇という。ネットワークができると、郷友会にとっても素晴らしいことができるのではないか」と話した。
他の委員からも「若者が、興味の持てる部分からアクセスできるようなネットワークがつくれたらいいのではないか」「高校を卒業したばかりの若者を取り込めるようなネットワークを。この子たちが活用すればネットワークが広がる」「今回の事業はネットワークをつくるチャンス」などの意見があった。