石垣市公共下水道事業は桟橋通り東側市街地の南側から順次、整備が進められており、2013年度は主に通称4号線と産業道路で汚水管の敷設工事が行われている。下水道課によると、11カ所で総延長4542㍍。敷設されれば下水道の供用開始地区が15.9㌶増え、203世帯が新たに下水道に接続できるようになる。交通量の多い道路での工事となっているため、年末年始は仮舗装して対応する予定だ。
汚水管は家庭のトイレや台所、風呂場から出る生活排水を西浄化センターに送る管路。これに合わせ、各家庭から汚水管につなぐ公共マスも203世帯に設けられた。
汚水管敷設工事は、4号線では南星スーパー前から旧万世館縦通りの交差点まで、産業道路では石垣中学校北側から八重山農林高校前交差点までの区間で行われている。工期は来年1月か2月ごろまで。
車両の往来で晴天時には砂ぼこりが上がったり、雨天時には水がたまったりするため、同課は「年末年始を迎え、市民の皆さんには迷惑をかけるが、協力をお願いしたい」としている。28日までには仮舗装する。
公共下水道は11月末現在、200㌶で供用が開始されており、対象6973世帯のうち3578世帯が接続済み。接続率は51.31%となっている。