7日投票、8日開票の竹富町議選(定数12人)に向け、八重山毎日新聞社は告示前に立候補予定者にアンケートを行い、①現町政に対する姿勢②西表島への町役場移転③先島地区への自衛隊配備の3項目を中心に回答を求めた。
その結果、争点の一つとなる川満町政への評価について複数の候補者が告示前後に姿勢を変更した。変更理由は「百条委員会の結果を見て」「選挙戦の展開で」「熟慮した結果」と異なるが、変更前、変更後も支持・不支持が6人ずつ、中立3人、条件付支持1人と拮抗した状況に変化はない。
町役場移転については賛成8、中立2、反対5、条件付き賛成1と西表島の候補者を中心に賛成が上回っている。「中立」と回答している候補者2人は西表島以外から出馬しており、役場移転への手続きを重視している候補者や「支持者と相談してから」と回答を保留している。
また、先島地区への自衛隊配備については賛成1、反対8、中立3、条件付き賛成1、無回答3となった。「自然豊かで平和な島に自衛隊は似合わない」と反対意見が多いものの、無回答と答えた候補者は災害時の対応など自衛隊の役割に一定の理解を示す意見もあった。