中華航空は、4月2日から週2便運航してきた台北石垣間のプログラムチャーター便を10月25日で終了する。同社沖縄支店の担当者は「冬場の需要が見込めず、冬季ダイヤの運休を決めた。来年4月には再開を計画している」と答えた。
同支店によると、同便の搭乗率は9月2日まで90%を維持。台湾からの夏場の八重山観光は好調で個人客の需要が伸びているという。
先月29日に今回の運休について連絡を受けた市観光文化課の西銘基恭観光推進班長は「通年運航に向けたハードルは高いが、冬場の団体交流や石垣島マラソンなどのスポーツ交流で就航を可能にする仕掛けが必要。戦略を練りたい」と語った。
市内の旅行代理店関係者は「(運休は)残念。以前から指摘されているように、冬季観光が課題。行政が本腰を入れてほしい」と要望している。