12年ぶりとなる平得公民館の結願祭が11月23日に開かれることになった。その実行委員会が29日夜、同公民館で行われ、崎原喬公民館長は「それぞれの分野で結願祭を盛り上げ、後世に継承できるかがポイント。12年ぶりの結願祭を無事に成功させたい」と意気込みを語った。
平得の結願祭はかつては3日間にわたって盛大に行われたが、1950年以降中断され。2002年12月1日に大阿母(おおあぼ)神職拝命500年祭に合わせて52年ぶりに復活していた。
29日の同実行委には公民館役員や地域住民など約40人が参加。12年前の結願祭を担当した住民によるミニ講話などが行われた。
結願祭は農耕儀礼の一つ。種子取祭で始まった豊作の祈りが成就したことに感謝するとともに、「願ほどき」を行う。