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石垣ダムきょうから配水停止 平喜名揚水機場事故で影響

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28日から配水を停止する石垣ダム=27日午前

 平喜名揚水機場の落雷事故で送水が受けられなくなっている石垣ダムは27日現在、貯水量が減少し、石垣島土地改良区(理事長・中山義隆市長)は「取水が困難な状況になった」として、28日から農業用水の配水を停止する。同ダムは緊急的に名蔵ダム系統から送水を受けており、取水が可能な貯水量になれば配水を再開する。約1週間後を見込んでいるが、数日で配水を再び停止することになる見通し。

 平喜名揚水機場は9月9日に復旧する見通し。

 配水停止に伴い、同改良区は28日から配水停止地区外の給水所6カ所を開放、農家に利用を呼びかけている。

 開放するのは浦田原、西名蔵、バラビ道、宮良西3号、宮良南2号・5号の6カ所。宮良、白保地区でもすでに6カ所の給水所を開放している。

 同改良区によると、石垣ダムは27日現在、水位でみると6万5000㌧の貯水量があるが、底の部分には土砂が堆積しているため、28日から取水ができなくなるという。

 石垣ダムの配水地区は、宮良川西側から野呂水に至る1271㌶。14日から配水停止となった宮良、白保地区の約500㌶を加え、計1700㌶余の農地に農業用水が供給できなくなった。


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