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「懸け橋になりたい」 カウアイ派遣の3人

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ハワイカウアイへの出発を前に抱負を話す前三盛ひまりさん、東大浜諭君、小菅志音さん(左から)=18日午前、市役所庁議室

 石垣市の派遣事業で20日から姉妹都市のハワイ州カウアイ郡を訪問する中学生3人が18日午前、出発を前に市役所を訪れ、「懸け橋になりたい」などと抱負を語った。

 6月に行われた市長杯中学生英語弁論大会で上位入賞した東大浜諭君(石垣中、15)、前三盛ひまりさん(石垣第二、14)、小菅志音さん(伊原間中、15)の3人が20日から10日間、カウアイ郡の中学校などで研修や異文化交流に参加する。

 東アジアなどに旅行経験のある東大浜君は「英語圏の国に行くのは初めて。自分の語学力がどこまで通用するかを試し、石垣島の魅力を世界に発信できる

第一歩にしたい」と話した。

 兄に続いて派遣される前三盛さんは「初めての海外で不安はあるが、ホームステイ先の人と仲良くなり、自分が通う学校との違いや文化を学びたい」と意欲的。

 母がベトナム人で海外を身近に感じているという小菅さんは「互いに観光地なのでカウアイの良さを見つけ、懸け橋になれるよう頑張りたい」と語った。

 漢那副市長は「カウアイ郡とは長い伝統があるので、若い感性で姉妹都市の文化を吸収してきてほしい」と激励した。

 派遣事業は2004年8月にスタートし、今年で11回目、36人目となる。


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