本土の盆休みが13日から始まり、郡内各地の観光地は多くの観光客でにぎわっている。石垣市内の大型ホテルの稼働状況は6月半ばから80%を超え、11日ごろからは満室状態が続いているという。市観光交流協会の高嶺良晴会長は「宿泊施設では月末まで予約でいっぱいのようだ。この好調を維持していきたい」と話した。
航空各社によると、石垣路線は今週に入ってから上下線とも混み合っており、上りのピークは17日。
県八重山事務所によると、八重山の今年の入域観光客数は1月に前年を下回ったものの、2月から5月までは前年を上回り、好調に推移。7月以降は、日本トランスオーシャン航空(JTA)の東京直行便に中型機が就航したほか、航空各社が夏場の需要に対応して石垣路線を増便している。
川平湾では、波打ち際で遊ぶ観光客や記念撮影する親子連れの姿がみられた。
家族とともに石垣島を訪れた横浜市の40代男性は「テレビなどで石垣島のことをいろいろと紹介しているのを見て行きたくなった」、友人2人と兵庫県から訪れた30代女性は「海がきれい。豊かな自然に癒やされる。仕事のストレスも吹っ飛びます」と笑顔をみせた。