12日午後1時ごろ、国の特別天然記念物、カンムリワシの幼鳥1羽が名蔵地区の水田で衰弱して動けなくなっているところを保護された。
発見者から連絡を受けた中本純市さんが環境省石垣自然保護官事務所の本田師久自然保護官に連絡し、県傷病野生鳥獣保護飼育ボランティアとしてカンムリワシなどを預かっている「石垣やいま村」に搬送した。13日に市内の動物病院に搬送することにしている。
この時期、気温が下がると、カンムリワシの獲物となるヘビやカエルの活動が鈍くなり、特にその年に巣立った幼鳥が餌にありつけずに衰弱して保護されることがある。