7月の「河川・海岸愛護月間」にちなむモデル清掃が24日午後、新川川で行われ、県や市、土木建築業者やNPO団体などの関係機関の人たちと県や石垣市の職員合わせて約120人が参加した。同月間は河川・海岸の良好な環境保全を図るとともに、美しく適正な利用に向け、河川・海岸愛護思想の普及啓発を図る目的。
清掃に先立ち、市健康福祉センター広場でセレモニーが開かれ、県八重山土木事務所の添石清包所長が「清掃を通して親しみやすい河川にするとともに、地域の皆さんに河川環境の保全に関心を持ってもらいたい」とあいさつ。
この後、参加者はカマやノコギリを手に、新川川の田原橋から小波本橋までの約250㍍で清掃を行った。川沿いに生い茂った雑草を刈り取ると、空き缶やレジ袋、コンビニ弁当の空き箱などが捨てられていた。家庭から捨てられたとみられるごみもあり、参加者は「とても非常識。ルールを守ってほしい」と話していた。