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国立劇場おきなわで公演へ 登野城の「大胴小胴」

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登野城の豊年祭オンプールで披露された「大胴小胴と太鼓の段のもの」=21日午後、天川御嶽

 国立劇場おきなわで10月12日に開催される第2回特選沖縄の伝統芸能に石垣市無形文化財に指定されている登野城地区の「大胴小胴(ウードゥクードゥ)と太鼓の段のもの」が出演することが決まり、県の受託事業として主催する県文化協会の宮里友三会長が23日、八重山毎日新聞社を訪れ、「地域の重要な伝統芸能を国立劇場に案内できることは、この上ない喜び」とPRした。

 特選ーは、同協会が主催する唯一の舞台公演で5団体が出演。先島から1団体の出演を依頼しており、今回は石垣市文化協会(石垣久雄会長)の推薦で登野城の大胴小胴に決まった。昨年は宮古のクイチャーだった。

 宮里会長は「鼓の太鼓を使う伝統芸能は県内でもここしかない。ぜひ後継者を増やし、伝統芸能が継承されることを心から願いたい」と話した。石垣市や市教育委員会も訪ね、後援を依頼した。

 21日のオンプールで4年ぶりに大胴小胴をお披露目した登野城字会の川平永光会長は「伝承者や後継者も豊年祭が終わったので練習に取り組んでいくことを打ち合わせている。国立劇場での出演を機会に後継者を育ててもらいたい。豊年祭でも毎年披露したい」と期待している。

 公演には6人が出演する予定。公演は10月12日午後5時半開場、6時開演となっている。


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