台風10号の影響で空と海の便は23日も引き続き、琉球エアーコミューター(RAC)の那覇と石垣、与那国を結ぶ計6便が欠航、約80人が足止めされるなど影響が相次いだ。
日本トランスオーシャン航空(JTA)と全日空(ANA)は同日午後から平常通り運航した。
離島航路では石垣と波照間、上原、鳩間を結ぶ便が全便欠航。大原や黒島航路でも一部欠航があり、地元客や観光客が足止めされた。
石垣港離島ターミナルでは、早朝から便の振り替え手続きをする観光客の姿もみられたが、利用客は少なく、閑散としていた。熊本市から友人3人で観光に来た東真奈美さん(51)は「波照間島に行く予定だったが、船が欠航したので竹富島に変更した。3年連続で観光に来ているが、毎回欠航に遭い、波照間に行けずじまい」と残念そうだった。