▽…那覇市の那覇大綱挽垣花実行委員会で旗頭持ちを担当する6人が四カ字ムラプールで大川字会の旗頭を勇壮に持った。垣花の旗頭を指揮する儀間博さんは「地元には旗持ちが50人所属しているが石垣の持ち手は素晴らしい」と絶賛。持ち方に細かな違いがあり、大川の持ち手も「勉強になる」と感心。豊年祭で他地域との交流を深め、互いの心に「五穀豊穣(ほうじょう)」をもたらす機会になったようだ。
▽…終日、竹富町役場に姿を現さなかった川満栄長町長。町内各地の豊年祭と重なって年休を取る職員も多い中、町長室の明かりも消えて町役場は閑散とした状況が続いた。川満町長が辞職の意向を固めたという報道以来、役場内の雰囲気を気にする職員も多い。緊張感は必要だが、明るい健全な町役場の雰囲気づくりも大切に。
▽…台風10号の影響で強風に見舞われた四カ字のムラプール。旗頭の持ち手たちは風にあおられ、倒れそうになりながらも必死に歩を進めていた。ツナヌミンでは、辺りが暗くなり、観客で道が狭まっている中を通らなければならず、持ち手もさぞ大変だっただろう。来年は好天を望みたいところ。