デザインへの理解を高めようと台湾政府が主催するデザインイベント「台湾デザインエキスポ」は８月２日から、台湾東部の都市、台東で開催され、日本からの招待として台湾東海岸と関係の深い石垣市が出展する。市は「デザインやアートを通して交流を行う」としている。
エキスポは２００３年からスタート。台東で開催されるのは初めて。８月２日から17日まで、台東砂糖工場跡地で開催され、デザインに関する多彩なイベントが企画されている。
８月８～10日を「石垣祭」と銘打ち、歌手の大工哲弘さんのライブのほか、石垣市と台湾のイラストレーターによるコラボペインティング、ワークショップなども予定されている。
主催者側では「本活動を契機に台東はもちろん、台湾と石垣とのデザインによる結びつきを強化していく予定」としている。
台北市で18日、エキスポの記者会見があり、政府側から呂正華経済部工業局副局長、開催地からは台東県の張基義副知事らが出席。石垣市から小笹俊太郎台湾駐在員が参加した。