郡内の小中高校で18日、1学期の終業式が行われ、児童生徒たちは19日から44日間の夏休みに入った。各校では通知表が渡されたほか、児童生徒らが家族旅行など夏休み期間中のさまざまな計画に胸を膨らませた。
石垣小学校(石垣安志校長、児童327人)では、午前8時15分から体育館で終業式があり、2、4年生が1学期の反省と2学期に向けての抱負を発表。石垣校長は①楽しい体験活動をしよう②規則正しい生活習慣③健康に気をつけ、安全第一-の3点を呼びかけ、「2学期に皆さんが元気よく登校してくることを願っている」とあいさつ。
1年1組では、担任の梶山貴江教諭が「読書を頑張ったね」などと一人一人に声をかけ、初めての「のびる子」を手渡した。梶山教諭が「夏休み楽しみにしている人?」と問いかけると、児童らは「ハーイ!」と元気よく答え、早くも心を躍らせていた。
1学期中に本を102冊読んだという伊是名野乃子さん(6)は「本が好き。2学期もたくさん読みたい」と笑顔。石川勇之介君(同)は「8月1日から与那国に行くのが楽しみ」と目を輝かせた。