石垣市母子寡婦福祉会（仲座初枝会長）の運営するパーラー「ハッピー」が15日、石垣市健康福祉センター１階で開店した。子どもセンターの利用者らがさっそく来店し、「待ち望んでいた。こういう場所があると助かる」と喜んだ。
初日は正午からオープニングセレモニーが行われ、福祉会や石垣市の関係者のほか、子どもセンターを利用する乳幼児や幼稚園児の保護者らも参加した。
幼稚園児の長男とともに午後から子どもセンターを利用しているという俵紫（ゆかり）さん（35）は「これまでは幼稚園が終わってから公園などで弁当を食べてセンターに通っていたが、これからはここでみんなと食事をしながらゆっくりできる。まさかこんな形でできるとは思わなかったのでありがたい」と話した。
長女のすずちゃん（１）と午前中に子どもセンターを利用する我如古あゆみさん（35）も「午前の利用を終えると、弁当を買ったり、持ってきた昼食を食べていたが、ここがあると手間も省けて助かる。センターで子どもがぐずったりしても、パーラーがある気分転換にもなる」と喜んだ。
オープニングセレモニーには中山義隆市長や部課長らが訪れ、昼食に八重山そばを食べた。
パーラーは月－土曜日の午前10時から午後５時。福祉団体がつくる弁当や野菜も販売している。