【那覇】在沖八重山郷友会連合会(入川博明会長)の2014年臨時総会が12日、那覇市の自治会館で開かれ、八重山から沖縄本島の大学に進学する生徒のために、学生寮の建設運動に取り組むことなどを決めた。
同運動は、保護者の経済的負担を軽減しようと、東京都などにある県出身者向け学生寮の八重山版として取り組むもの。入川会長は「新役員とともに連合会の活動として取り組みたい」と述べた。
今後は、事務局が組織構成や具体的な活動案を作成したのち、常任委員会で運動計画を決定。連合会では、八重山出身者や団体を網羅した運動を展開し、県に働きかけて学生寮建設実現を目指す。
総会では、第18回全島とぅばらーま大会を15年9月12日に開催することも決めた。このほか、連合会のホームページの開設、シンボルマーク作成も承認した。マークは募集も検討し、常任委員会で作成方法を思案する。
審議では、ほかに従来の副会長4人を4人以内とする会則の改定や、副会長以下役員の改選も承認した。
役員は次の通り。
▽副会長・喜舎場信夫、半嶺当友、佐事安夫▽事務局長・大石直樹▽会計・宮城和子▽書記・根原いつ子