波照間公民館(東迎博一館長)は14日午後、竹富町役場を訪ね、川満栄長町長に波照間空港の滑走路拡張など11項目の要請をした。
滑走路延長について勝連松一企画財政課長は「航空路再開を先に取り組ませてほしい」と述べ、来年10月の空路再開に向け県と航空会社との協議内容を説明するとともに、地元公民館が主体となった利用促進協議会(仮称)の設置を要望。
これに東迎館長は「地元としても空路再開に向けた機運を盛り上げていくため、早めに役員会を持って設立に取り組みたい」と述べ、郷友会とともに取り組む考えを示した。
高那・毛原(もーばる)地区のかんがい排水事業早期実現には野底忠農林水産課長が「県が2016年度の事業採択に向けて取り組んでいる」と述べた。
ハーリー舟の保管倉庫整備について野底課長は「補助メニューがなく、基本的に地域で作ることになるため、町としての関わり方を検討させてほしい」と地元と協議していく考えを示した。