▽…電子ブック「島人の生き方inハワイ&沖縄」を出した元石垣市国際交流員の鳥海ステファニー圭希さん。2010年、沖縄について何も知らずに石垣島にやってきたが、「すぐに石垣島の生活に慣れることができた」という。鳥海さんにも島人の血が流れていたようで、石垣島での体験が、自らのアイデンティティを再確認するきっかけに。
▽…週末とあって大勢の郷友会員らが参加し、にぎわいを見せた鳩間島の豊年祭。現在は人口61人(6月末)で棒術やパーリー(船こぎ)に参加する若者も少なくなっており、郷友会員らは「昔は参加することが名誉だったのに」「早めに場所を取りに来ないと豊年祭も見られなかった」と懐かしみながら、島の伝統文化の継承を心配している様子だった。
▽…昨年に引き続き全国大会に出場する八重山高校郷土芸能部。昨年の壮行公演は夜の1回のみだったが、立ち見もできないほど会場が人であふれ、帰ってしまう人もいたことから、今年は昼と夜の2回に増やしたという。しかし、今年はオリオンビアフェストとかち合ってしまい、チケットの売れ行きを心配する声もちらほら。