第17回県高等学校生徒商業研究発表大会(主催・県商業教育研究会)が10日、浦添市てだこホールであり、八重山商工高校マーケティングリサーチ部(宮良優花部長、7人)が最優秀賞を獲得した。8月22日に福岡市内で行われる九州大会に沖縄代表で出場する。
大会には県内の商業高校8校の生徒らが出場。独自にテーマを設定し、取り組んできた調査研究の結果を発表。同部は、商品開発を行うグループ「美島商娘(ちゅらしま しょうこ)」が市内の若手経営者集団「石垣島特産品拡(ひろ)め隊」と共同開発した「もろみ豚の八重山カレーつけそば」の取り組みを紹介した。
11日夕、空路帰島した部員らは空港で保護者の出迎えを受け、宮良部長は「発表では機材トラブルもあり、あきらめムードで最優秀賞と聞いたときは本当なのかと驚いた。表彰式で実感がわいたが、九州大会は先輩も優勝できなかったので優勝を目指したい」と抱負を語った。
顧問の渡慶次克磨教諭は「信じられない結果だが、商工会や拡め隊、商店街の皆さんのサポートのおかげで最優秀賞を取ることができた」と関係者に感謝した。