2014年度竹富町中学生ホームステイ事業の出発式が11日午後町長室であり、25日からワシントン州シアトル市で約1カ月間にわたってホームステイする宮澤のどかさん(黒島中2年)、森合陽加さん(船浦中3年)、豊田標君(鳩間中3年)の3人が抱負を語った。
同事業ではこれまで米国ハワイ州で1週間の短期ホームステイを行っていたが、13年度から期間を延長し、ホームステイ先も変更した。今回は応募した生徒7人から3人が選ばれた。
出発式で豊田君は「洋楽が好きなので米国で曲を覚えてきたい」、宮澤さんは「英語を話せるようになり、米国のホストファミリーに牛汁をごちそうしたい」、森合さんは「一生の思い出になるような悔いのない海外生活を送りたい」とそれぞれ抱負を述べた。
川満栄長町長は「外国の生活や文化、習慣を感じ取って視野を世界に広げる第一歩にしてほしい」、慶田盛安三教育長も「健康に留意し、感謝の気持ちを忘れずに楽しんで来てください」と激励した。
3人は25日に成田経由で米国へ出発し、8月23日に帰国する予定。