第32回海とさかな自由研究・作文コンクール(主催朝日新聞社・朝日学生新聞社)の表彰式が7日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで開かれ、創作部門(作文)で平真小学校3年の平田誇(ほこる)君の作文「海の声が聞きたいな」が日本水産株式会社賞を受賞した。
平田君は9日、同校で受賞報告を行い、「海をきれいにしてほしいと思って書いたので、受賞できてうれしい。来年はもっと良い賞を受賞できるように頑張りたい」と笑顔をみせた。
副賞の図書カード5万円分をアンパルの自然を守る会の西村友三郎共同代表に手渡し、「掃除の神様から賞をもらえたので満足。海をきれいにする人々に使ってください」と話した。
作品は、新聞配達の最中に道路のごみが海に流されないかと心配し、自らごみ拾いを実践した体験をつづっている。
松原範夫校長は「この賞が学校の子どもたちの励みになる。これからも頑張ってほしい」と激励した。
コンクールには全国の小学生から3万1159点の応募があり、17作品が表彰された。