第64回社会を明るくする運動の第22回大浜集会(同推進委員会主催)が3日夕、大浜公民館で開かれた。会場には八重山保護区保護司会(大工盛賢会長)や大浜地区の児童生徒、老人会など地元住民ら600人(主催者発表)が参加し、集会後には、大浜小学校児童の鼓笛隊とカラーガードを先頭に集落内の道路を約1㌔にわたってパレード。運動をPRするプラカードを掲げ、犯罪や非行のない明るい地域社会づくりを呼びかけた。
これは、非行や犯罪のない明るい地域社会の構築を目的に法務省などが主唱する全国的な運動で、7月を強調月間としている。
パレード前の集会では大浜の児童生徒とPTA会長らが意見発表を行った。
このうち、大浜小学校の吉川珠佑さん(6年)は「『うざい、きもい』など人が傷つくような汚い言葉を使うのはやめ、まわりの人の気持ちが良くなるような優しい言葉ばかりの大浜にしよう」と訴え、「まずは自分から(注意などで)動けるようになりたい」と宣言した。
また、石垣市の漢那政弘副市長が中山義隆市長のあいさつを代読し、「大浜地区の意識や防犯力の高さに敬意を表する。地域の安全のために何ができるか大浜から広く発信しよう」と述べた。