▽…石垣市長杯中学生英語弁論大会には15人が出場し、自らの思いや感じたことを英語で表現した。発表は午後2時半ごろに終了したが、審査に時間を要し、表彰式が行われたのは午後3時25分。1時間近く審査をしていたことになり、順位をつけるのにカンカンガクガクの議論があったようだ。今年の大会は審査員泣かせだったのかも。
▽…八重山農林高校環境工学部の生徒たちとともに、農場から流れた赤土を利用した粘土でシーサー作りに挑戦した真喜良小学校6年の田渕鈴夏さん(11)。話を聞くと、「畑を持っている農家より農業に関係ない人が問題解決に積極的に取り組んでいる印象がある。農家がもっと赤土を出さないよう意識を強く持つことが大事」とぴしゃり。大人顔負けの指摘に高校生も目を丸くしていた。
▽…琉球大学教育学部発達支援教育実践センターが28日、開催したトータル支援教室は、遊びを通した集団活動で社会性を育んでもらおうという取り組み。会場は海をイメージして青一色で、外とは違う世界に異次元を感じた。浦崎武教授は「そう感じさせることが一番大事」としてやったり。色や空間の変化に子どもは敏感で、大人が一手間加えるだけで遊びの量は「3割増し」というから驚きだ。