7月の豊年祭(プーリィー)を前に、旗頭を支える全長8㍍ほどの竹ざおをマメ竹で補強し、修羅縄を巻きつける「さお巻き」の作業が24日から新川公民館で行われている。「ミシミシ」と縄が擦れる音や、木づちで「コンコン」とたたく音が公民館中に響き渡り、早くも豊年祭ムードが漂い始めている。
25日に練習用のさお巻きを終え、26日夜は新川旗頭持会のメンバーが予備ざおを約4時間かけて製作した。本ざおは7月にさお巻きを行う予定。
矢(ィヤ)頭の責任者を務める新川旗頭持会の入嵩西清和さん(46)は「さお巻きはさおの良しあしを左右する大事な作業。皆で巻くことで村の結束を高めたい」と話した。
四カ字の豊年祭は、7月21日にオンプール、22日にムラプールが行われる。