伊原間中学校PTA学習部(柳澤優子部長)の「親子で作ろう世界の料理教室!」が17日、同校家庭科室であり、親子約30人がベトナムの家庭料理「ブンチャー」作りに挑戦した。
ブンチャーは焼いた肉と野菜、ビーフンを一緒に混ぜ、つけ汁で食べる料理。
同校2年の小菅志温さんの母親で、ベトナム出身のフォンさん(35)が講師を務めた。
ひき肉にシイタケやキクラゲを混ぜたハンバーグやナンプラーなど、普段とは異なる調理法、珍しい調味料に参加者も興味津々。
ハスのお茶も独特な味わいで、参加者はベトナムの食卓を楽しんだ。
フォンさんは「故郷に帰ると、家族でよく食べたので懐かしい。みんなにも喜んでもらってよかった」と話した。
自分たちで調理したベトナム料理を食べた竹原大地君(1年)は「普段とは違った料理で、貴重な体験となった」、志田穂花さん(1年)は「少しすっぱくて変わった味だけどおいしい」とそれぞれ感想を述べた。